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コロナと劇団


キャンセルによる経済的打撃はもちろん、感染拡大時期を避けての稽古に本番、芝居の準備だけでなく感染予防等、収まる気配のないコロナ禍での活動は困難を極めています。また、東西冷戦の復活か、平和の願い空しく、またもや戦火にまみれる世界の状況です。この状況は、日本に住む私たち個人個人にも決して影響がないはずはなく、無関係ではいられないグローバルな時代です。

神戸、兵庫の地でささやかな活動を営む私たちに一体何ができるのか、甚だ疑問ですが、互いに思いあえる社会、平和な世界の新たなあり様を求め、地道に歩んでいきたいと存じます。引き続き、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

 

― 渡邉(馬場)晶子