1950年、劇団創立。当初はシェークスピア、モリエール等の古典劇を中心に上演する。1972年から<のいえノイエ>と題したアトリエ公演を開始。別役実、井上ひさし、清水邦夫、つかこうへい、竹内銃一郎はじめ日本現代作家各氏の作品を総数200本を超えて上演する。1980年~2011年、須永克彦(劇作名:渡辺鶴)▶プロフィール による創作劇を中心に、須永による一人芝居「カンカン人生」はじめ二人芝居「幸福」、「幸福の条件」、「家族」、「オハヨウ、母さん!」、児童劇「スーホの白い馬」など、児童劇から大人の演劇まで幅広く展開する。
1995年、阪神・淡路大震災で全てを焼失するが、震災をふまえた創作劇<生きる>シリーズ、<新生きる>シリーズ、<ともに生きる>シリーズ各6作計18作品の上演を完遂し、被災地に生きる勇気を与えたと高く評価される。これらの作品は国内の公演にとどまらず、15度の訪中公演、4度の訪韓公演を果たし、長年にわたるアジア各国との交流を礎に「アジア演劇祭in関西」の開催にも尽力する。2012年以降、須永の活動を引き継ぎ、馬場晶子(演出名:おおやかずき)を中心に創作劇「五人姉妹」「ともちゃんち」「通天閣」「大根の葉」などを上演する。
自主公演
依頼公演
劇団道化座は日本全国各地での上演の他、アジアの国々でも数多くの交流演劇活動を行なっています。1987年の中国ツアーを皮切りに、以降20回にも及ぶアジア公演を成功させました。「同じ地球に生きる者としての素直な思い」を演劇を通じて伝えていけるよう、劇団員一同、今後もアジアの国々との交流に努めてまいります。